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「転職は怖くない!30年の経験が教える人生の選び方」

LIFE

スキルアップを目指し転職!

転職活動のはじまり

30年前の求人といえば、新聞広告や無料冊子で選ぶことが主流でした。
わたしは、コンビニに置いてある【ガテン】という無料の求人誌を活用して仕事を探していました。
今のようにスマホで求人情報をチェックできる時代ではなく、求人誌をめくりながら、ペンで気になる求人をマークするようなアナログな方法でした。

事務職からの転職決意

高校を卒業後、事務用品の販売会社に就職し、9年間勤務しました。福利厚生に不満はありませんでしたが、通勤電車の往復3時間と、なかなか上がらない給料が大きな負担になっていました。
毎日満員電車に揺られ、朝早く出て夜遅く帰る生活に次第に疲れを感じるようになりました。
会社の環境自体は悪くはなかったものの、「このまま一生を終えるのか?」という漠然とした不安が募り、転職を考えるようになりました。

退職後の生活

次の転職先も決めないまま、思い切って退職を決意しました。幸い、実家で暮らしていたため、生活の基盤は確保されており、退職金を生活費として使いながら過ごすことができました。
退職を決めた際に上司から言われた言葉「会社は選べても先輩は選べない・会社は辞められるが人生はやめられない」は、今でも心に残っています。
この言葉は、どんな環境に身を置いても、結局は自分がどのように生きるかが大切なのだという教訓になりました。

新たな仕事との出会い

将来を見据え、スキルアップの必要性を感じていた私は、【ガテン】で高収入で資格取得支援がある仕事を探しました。
単に給料がいいだけではなく、手に職をつけられる仕事を探していたのです。そして、目に留まったのが、交通安全に貢献できる道路標識を設置する仕事。
ここなら社会に役立つ仕事ができると考え、応募を決意しました。

予想外の即採用

面接を受けたところ、驚くことに即採用!初めての転職で、そのスピードには驚きました。
しかし、後から聞いた話では、【ガテン】の求人内容とは異なり、退職者が多かったため、面接に来た人は全員採用していたそうです。
仕事の現場に入ってみると、その理由がすぐにわかりました。
体力的にも厳しく、覚えることも多く、長く続けるのが難しい仕事だったのです。

道路標識業界のリアル

この仕事は、古い言葉でいう「3K(きつい・汚い・危険)」がそのまま当てはまる職業でした。
炎天下の中での作業、重い標識の運搬、危険を伴う工事現場での作業など、決して楽な仕事ではありません。
最初の数カ月は何度も辞めようかと思いましたが、仲間と協力しながら一つの仕事をやり遂げる達成感や、設置した標識がドライバーの安全に役立っていると実感できることで、次第にやりがいを見出すようになりました。

30年の月日と業界の変化

あれから30年が経ち、人生の半分以上を標識業界で過ごしました。
最初は厳しい仕事だったものの、続けるうちに経験と技術が身につき、責任ある立場を任されるようになりました。
この業界も時代の変化とともに働きやすい環境を整える方向へと進化し、現在では「新3K(給与・休暇・希望)」を目指すようになっています。
給与水準が上がり、労働環境も改善され、有給休暇も取りやすくなってきました。
かつては長時間労働が当たり前だったこの業界も、より働きやすい環境を作るために変革が進んでいます。

あとがき

この経験や業界の変化を、これからの若い世代にどう伝えていくかが、今後の大きな課題です。
昔のように「きつい仕事だから仕方がない」と諦めるのではなく、今の時代に合った働き方を模索しながら、より多くの人にこの仕事の魅力を伝えていきたいと思っています。

今日が人生で一番若い日です!

やりたいことがあるなら、ぜひ挑戦してください。

あっという間の人生です!

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